“移動で人を幸せに”への道筋を一本に繋げた『MVVクリア化プロジェクト』

人事総務部で採用をやっております川北です。バチェラー3の結末には衝撃を受けました。

JapanTaxiのMission・Vision・Value(MVV)がよりクリアに刷新されました。
MVVのクリア化をどのように進めていったのか、プロジェクトメンバーの 野口さん(人事総務部HRPRグループ マネージャー)、饗庭さん(モビリティ研究開発部 部長)、清水さん(配車UX開発部Designグループ)にインタビューしました。
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クリア後のMVV

-MVVクリア化プロジェクトがスタートしたきっかけは?

野口:採用に携わる身として、私たちJapanTaxiが大事にしていることを対外的にもっと分かりやすく形にしたいと考えていました。ただ、既存のMVVは対外的に共有できる形に整えていなく、浸透施策もこれからという状況。改めて整理する必要があると感じて、上長の海本さん(CFO)と議論を始めて外部のパートナーさんを紹介してもらったのがきっかけでした。

-饗庭さんと清水さんが参加された経緯を教えてください。

野口:もともと私が入社した当初に、JapanTaxiがどんな会社かを理解するために数名にヒアリングさせていただいたことがあったんです。その際に饗庭さんが色々意見を下さったのと、饗庭さんが属するモビリティ研究開発部はJapanTaxiの新規事業を手がける部署であり、未来を語る部分も多いので一緒にやれるといいなと思ってお誘いしました。

モビリティ研究開発部部長 饗庭

饗庭:たしか野口さんが経営執行会議でこの議題を上げた時に、岩田さん(CTO)からも参加を勧めてもらいましたね。

野口:MVVのクリア化に併せてコーポレートサイトをリニューアルしたいと思っていたので、MVVのワード選定からデザイナー視点で意見をいただきたく、清水さんにもお声がけしました。

自分たちが大切にしているものを明確に言葉にしていく”クリア化”

-プロジェクトの目標はどのように設定していたんですか?

野口:MVVが社内外に浸透していくために、新たに作るというよりは既にあるものを明確にして言葉にしていこうという意味で”クリア化”という表現を使ってプロジェクトを進めていきました。

-プロジェクトメンバーの皆さんが当初感じられていた以前のMVVに対する課題感はどういうものがありましたか?

清水:バリューの数が多いとか、MVVのそれぞれの繋がりや段階がよくわからない、といった意見がありましたね。

饗庭:ミッションは変わってないんですよね。ビジョンに関しては、わかりづらいとか自分の仕事と結びつけてイメージしづらいというのが課題だったと思います。

-ミッションを変えないというのは初期に決まったんでしょうか?

饗庭:議論にもならなかった気がします。

野口:そうですね、ミッションは私たちがこの会社に集まっている大前提だと思うので。

-どのように意見を集約していきましたか?

野口:まず、全社員に事前アンケートをとりました。その後、ワークショップを行い意見を集めていきました。全社員が参加したワークショップは結構盛り上がりましたね。

クリア化前のアンケート結果例 認知率調査の結果からもミッションは全員が認知しているが、ビジョンの認知率が特に低く課題があったことがわかる
全社員参加のワークショップで利用した資料

野口:アンケートやワークショップを通じて以前のMVVの課題や全社員の意見を把握した上で、川鍋さん(CEO)や岩田さんへのインタビューを行ってクリア化したMVVの骨子をパートナーさんに作ってもらいました。

饗庭:ミッションビジョンに関しては経営陣の意思をしっかりと反映して、バリューはボトムアップに近い形で決めていったイメージですね。

-JapanTaxiの根幹となる MVVの言葉選びを役員の皆さんの合意形成を取りながら進めるのはかなり難しそうに思うのですが。

野口:プロジェクトの会議に役員の海本さんも参加いただいていたので連携はスムーズでしたね。骨子を元に”ここがちょっと違うよね”とか意見を出し合って表現を整えていきました。ここが結構時間がかかるんです。まず輪郭ができて、それからが大変でしたよね。

饗庭:たしかに、MVVの構造はパッと決まったけど、そこからの表現を決めていくことに時間を使ったと思います。

野口:最適な言葉を選んでいく行程は抽象度が高く、難しかったですね。また、3名の役員の納得感の高いものであるほど社内でも広まりやすいと思ったので、表現の細部に到るまでこだわり、丁寧に言葉を選定していきました。

-表現を精査していくにあたって、どういうポイントに注意されていましたか?

清水:当時、言葉の覚えやすさと、その言葉に対する説明やフォローが大事であるという話がありました。シンプルな単語だけだと間違った解釈をされてしまって言葉が一人歩きしてしまう場合があるので、しっかりと説明を入れて腑に落ちるようにしようと。説明のフレーズも意味を全部拾っていくと長くなってしまうので、短い文章で、かつ的確に表現して全員が覚えやすいようにしようと気を遣っていました。ミッションの説明は
移動の進化は、快適を、安全を、可能性を、効率を、自由を、創造する。
となっていますが、この言葉の並び順に関しても結構議論しましたね。

配車UX開発部Designグループ 清水

-バリューはどのように選定していきましたか?

清水:共通の行動指針の“レスポンシブルベンチャー(責任ある冒険者)”という表現は”責任”という言葉を大切にしたいという川鍋さんの強い思いもあり、早い段階で決まりました。

野口:骨子の段階では5つの要素でバリューが表現されていたのですが、その要素を抽象化して言葉にしていきました。

饗庭:意味合いごとに分類して、重なった意味のある複数の表現をより本質的な言葉に集約していく作業でしたね。

最後まで悩んだ3つ目のバリュー

-パートナーさんがまとめた5つのバリューの要素の印象はいかがでしたか?

饗庭:要素にはあまり違和感ありませんでした。

野口:でも、3つ目のバリューの言葉は最後まで迷ったんです。ここだけなかなか決まらなくて、、ずーっと抽象度の高い議論をしていて、何が最適なのかだんだんわからなくなってきた時に“Sanpo-yoshi”が挙がったんですよね。

饗庭:最初聞いた時はバリューに”三方よし”って絶対無いでしょ!と思いました笑。でも、冷静に意味を考えていくとJapanTaxiの大切にしたいことを端的に表している言葉だなと。だんだんこれ以上にない表現なんじゃないかと思うようになってきました。

JapanTaxiの3つのバリュー

-最後にクリア化されたMVVの中で好きな部分があれば教えてください!

饗庭:ビジョンの”構造”がすごく良くなったと思います。時間軸と事業領域で3つにビジョンを分けたことで僕たちが取り組んでいることをイメージしやすくなったと思います。

-新しいビジョンは饗庭さんが部長を務めるモビリティ研究開発部のプロジェクトの位置付けもわかりやすいですよね。

饗庭:会社のビジョンや会社が描く未来に自分の業務がしっかりリンクしているのが一番理想的だと思います。以前はR&DがやっていることがJapanTaxiのビジョンのどこに結びついているのかを、何となくイメージするしかなかったんですが、現在は新入社員へのオリエンテーションでもビジョンから綺麗に部署の位置付けを説明することができます。

モビリティ研究開発部のプロジェクトポートフォリオ

清水:バリューの数が9つから3つになったんですが、意味を切り捨てた訳ではなく3つのバリューがしっかり大切にしたいことを網羅できているのが好きですね。バリューの“Sanpo-yoshi”に関して、僕も最初はどうだろうと思っていたんですが、考えれば考えるほどしっくりくる言葉ですごく好きです。

野口:クリア化されたMVVは全部気に入っています。”移動で人を幸せに”を実現する為の過程がビジョンでクリアになって、その過程で私たちが大切にする行動規範/バリューを3つにまとまめることができました。一本のしっかりとした線が出来上がったことがうれしいです。
言葉としてはレスポンシブルベンチャーが好きです。責任を持ってやり抜くというJapanTaxiの姿勢をうまく表している言葉だと思います。

-ありがとうございました!

全社員の意見を統合して進めたMVVクリア化プロジェクト。
所属している部署やポジションは関係なく、様々なメンバーが参加してJapanTaxiの未来と大切にしていることを表現できる言葉を選んでいきました。社内の共通言語であるだけでなく、パートナー企業の皆様や、これから私たちの仲間となる採用候補者の皆様にJapanTaxiという会社を的確に説明する為の言葉を作ることができたと思います。
私たちのMVVをもっと知ってみたい方、各ポジションからのご応募をお待ちしています!

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